私たちのこと

1975年から長年、外堀のヒメボタルを守っていらした竹内重信氏(1925-1999)の亡き後、竹内氏の意志を受け継いで外堀ヒメボタルを見守る活動を行っている有志団体です。

法人格を持たず、任意団体として活動しています。

体に星降るようにヒメボタルが舞っている場を、みんなで仲良く手をつないで見守っていきたい、そんな想いでつながっています。

竹内重信氏のご子息である重義さん、名古屋市の管理事務所の皆様、ご協賛いただける企業の皆様、元小学校教諭安田先生とその教え子たち、偶然外堀に立ち寄った皆さま、御指導、御協力いただいている方々、…

世代や社会的立場を越えて、様々な方がヒメボタルを見守っています。

活動内容

ヒメボタルの発生シーズンは名古屋城外堀で観察を行ないますが、オフシーズンでも様々な環境イベントに参加する等の活動を行っています。

<主な年間スケジュール>

4月頃     名古屋市の方と打ち合わせ、外堀清掃

4月-6月頃   ヒメボタル観察・お話し会

5月-6月頃   名城プラザにてブース出展

9月頃     環境デー名古屋にてブース出展

10月頃     キタキタフェスタにてブース出展

10月頃     生物多様性センターまつりにてブース出展

11月-12月頃  外堀体験会

外堀ヒメボタルの歴史

1975年 外堀に名鉄瀬戸線が走っていたころ、駅員の竹内重信氏が約3万のヒメボタルを発見。

1976年 外堀を走る名鉄瀬戸線が廃線。ホタル数300に減少。病気で余命少しと言われた竹内氏は、専門家の指導の下、保護活動を開始。

1990年 約3000頭平均でヒメボタルの自然発生を安定。

1993年 名古屋市により高速道路の照明がお堀に漏れない工夫がされる。

1995年 竹内氏と交流のあった小学校教諭安田和代と、教え子の生徒たちの交流が始まる。

1999年 竹内氏が亡くなる。家族・知人・"先生と教え子たち"等で外堀ヒメボタルを見守り続ける。

2008年 「名古屋城外堀ヒメボタルを受け継ぐ者たち」発足。